2024エントリー 神藤知世先生

赤もち診断に出会う前、私はとても心配性でした。
私は中2・小5・小1の3人の母です。

中2の長男が小さい頃は人見知りや場所見知りが激しかったことや、私の心配性が上乗せされて、あれこれアドバイスしたり助けたりしていました。
今思えば少し過剰気味で、押し付けていたような状態だったのかなと思います。
長男が6歳くらいの時に自分の気持ちをうまく言えなかったり、幼稚園から小学校に上がるタイミングで心境の変化からかだんだんコミュニケーションが取れなくなっていきました。
心配であれこれ手をかける、「いや」の一点張りの繰り返しで負のループでした。
そんなタイミングで出会ったのが『赤ちゃんともち診断』でした。
最初に長男を診断してもらい、『こんなふうに思っていたのか』『こんな考え方もするのか』と、目からうろこ状態でした。そのあとに、自分自身も知っておくといいよと言われて、自分も診断してもらうと、『その通り。それ私です。』とそのままの診断が出てびっくり。そのまま家族診断をしてもらい、軽い気持ちで(楽しいもの)長男に話したところ、「何が嫌だったか、どうしたいか」を話してくれました。
診断を受けた時期には他の家族や祖父母まで関係が悪化していたので、まずは私(母)が声のかけ方や心配しすぎていたことを改めてみました。
今までかわいい呼び方をしていたのも、呼び捨てで大人な対応をしてみたりもしました。
すぐに改善されたこともあれば、3か月くらいかかったこともありましたが、私(母)とのコミュニケーションはとても良くなり、笑顔も自然と増えていきました。
他の家族や祖父母はもう少し時間がかかりましたが、改善していきました。
相手のことも自身のことも『個性』として理解していくことで、赤もちに出会ってから5年以上経った今では私はどっしりと構えて待てるようにまでなりました。

自分自身にも自信がなかった私が、今度はいろんなお母さんの助けになればいいと思い、赤もち先生になりました。
これからも赤もちの学びや経験を伝えること、ママさんたちの話を聞くことで、少しでも心が軽くなればいいなと思っています。

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