2024エントリー 仁坂愛美先生

私は独身の頃、パチンコ店の託児所で働いていたことがありました。その際にいろいろな親子の形を見てきました。そんな中で将来こどもの笑顔を増やす仕事がしたい。そう思っていました。
しかし、いざ自分が母親になったとき、子育ての孤独さや過酷さから産後うつにまでなりました。その経験からこどもの笑顔を増やすためには、まずはお母さんを笑顔にすることが大切だと感じました。そして、お母さんを笑顔にできる仕事はないかと思っていたときに出会ったのが「赤ちゃんともち」の講演会でした。その講演を聞いたあと、私がやりたいのはこれだ!と思い「赤もち」のインストラクターになりました。
私と長男は個性が似ているので、声かけや対応などで困ることはあまりありませんでした。でも次男の個性は私と真逆。
私はスピード感が速い個性を持っているのですが
彼はじっくり行動する個性なので、私からしたらゆっくりペース。
もし、、、私が「赤もち」を学んでいなければ、ひとつひとつを丁寧に段取り良く納得がいくまで考えてから行動する次男の個性を、切り替えができない…パッと行動に移せない…のんびりしている子…と認識していたかもしれません。でも実際は、思慮深い子で賢い子、そして楽しいことを探す天才だな。と感じることができています。
他にも子どもたちの兄弟喧嘩も、遊びを次々に展開させたい長男と一つの遊びを何回も繰り返しじっくり遊びたい個性がぶつかったなー。など冷静に喧嘩を見守ったりできています。
また、私の息子達は発達障がいがあります。でも私は障がいがあるないに関わらずみんな個性があると感じています。子どもたちと接する中で、発達の特徴を感じる部分とこれはこの子の個性が出ているなーと思う部分があり、特性にあった声かけと個性に合わせた声かけをうまく組み合わせて声かけをすることもできています。
私は「赤ちゃんともち」に出会い、全国のインストラクターの仲間と交流することにより、子育てが辛いものから楽しいものへとだんだん変化していきました。
なので、私が今後赤もち分析をしたことで、自分とお子さんの個性を受け入れられるお母さんが増え、さまざまな個性を持つたくさんの子がその子らしさを受け入れてもらえる温かい日本になっていってほしいと願っています。

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